人が入れない倒壊現場を、ヒューマノイドが歩く。
要救助者を見つけ、声をかけ、周囲へ救助を呼びかける。
捜索の最初の72時間を、フィジカルAIが変える。
発災直後の倒壊現場は、余震・崩落・火災の危険から救助隊すら踏み込めない時間が続く。 生存率が急落する72時間のうち、最初の捜索の遅れがそのまま失われる命になる。
生存率の壁。発災から3日を過ぎると生存救出率は急激に低下する。捜索開始の早さがすべてを決める。
救助側のリスク。余震・崩落の危険がある現場では、人間の隊員を送り込む判断自体が難しい。
「もうすぐ助けが来る」という一声が、閉じ込められた被災者の生存意欲と体力の温存を支える。
瓦礫を想定した不整地を、フィジカルAIのバランス制御で踏破する。ヒューマノイドだから、人のために作られた空間をそのまま進める。
左右を見回して捜索し、頭部カメラの人物検出(YOLO)で倒れた要救助者を検知、人数を確定する。通信が寸断された現場を想定し、推論はオンボードで完結。
オフラインTTS(piper-plus)が人数を含めて日本語で声をかけ、同時に指差しで位置を示す。最後に周囲への全体通知で救助を呼びかけ、ミッションが完結する。
ブラウザのGUIからG1へ操作コマンドをリモート送信。オペレーターが安全を確認しながら、歩行からモーション再生までデモの進行を握る。
産業用や協働用のロボットに目的の動作、軌道、力加減などを記憶・再現させる制御手法。実機の腕を動かして教示・記録したモーションを本番で再生する。指差しも見回しも、確実に再現できるこの方式を選んだ。
チームメンバーがOSSで公開する軽量TTS。検知した人数を含む声かけと全体通知を、ネットワークのない現場でも日本語で生成する。
頭部カメラの映像から倒れた人を検知し、人数をカウント。この検知が声かけと指差しモーションのトリガーになる。推論はオンボードで完結。